来月購入予定の Canopus MTV1000 にも関わる話なので
今日は時事ネタを扱っていこうと思う。
それは先週末にいくつかのニュースサイトで情報が掲載された
「タイムシフトに関する特許」について。
元々タイムシフトという言葉は日本人の作り出した言葉で、
歴史は大昔(私にとっては)にまで遡っていきます。
TV キャプチャーなんて存在しない時代、まだアメリカで
ビデオデッキが発売された頃にビデオデッキの発売元である
ソニーが大手映画配給会社(Universal や Disney など)に
訴訟を起こされました。
理由は単純。
「映画がコピーされ、著作権が守れない」というもの。
法廷の場で Sony の証人(出井さんだったような記憶があるが定かではない)
が使った言葉が タイムシフト です。
つまり「ビデオはあくまでも都合の悪いときにいったん録画しておき、
時間をずらして再生するためのもの。
決して映画をコピーするためのものではない。」
そのときの訴訟は今の世の中にビデオデッキが
あふれていることからも想像できるように Sony 側が勝利している。