Media Bar 3.0 ではレジストリ操作によって CDDB が利用できるようになりましたが、Media Bar 3.2 では CDDB2 を利用するように変更されています。Media Bar 3.2 を使う場合、CDDB 活用法(Media Bar 3.0)に書かれている方法では CDDB から CD の情報を得ることができませんので、Media Bar 3.2 での活用方法を説明します。ここでは OpenMG Jukebox 2.0、Media Bar 3.2 以外のソフトウェアを利用しますので、各ソフトウェアの使用許諾に従ってください。
情報提供者:なおと さん、つなやん さん、shum さん、hide さん、みっけん さん、DarkMark さん、けんちゃん さん、frags さん
用意するもの
OpenMG Jukebox 2.0/2.1(shum さんの情報によると、1.2 では不可らしいです)
Media Bar 3.2(VAIO プリインストールソフトウェアのため、他社製パソコンでは手に入りません)
以下のソフトウェアのどれか
・
Windows CDDB SDK(要登録)
・
Music Label 2001(シェアウェア)
・
JustSystem BeatJam XX-TREAM(市販ソフト)
・
Player2001(フリーソフト)
1.DLL の登録
CDDBcontrol.dll を含むソフトウェアをインストールし、CDDBcontrol.dll がパスの通った場所にインストールされたことを確認します。(上記参照)
バックアップを取っていたなど手動でコピーした場合には次のコマンドを実行して DLL をレジストリに登録してください。
regsvr32 "~" (~には CDDBcontrol.dll のある場所をフルパスで入力)
例: regsvr32 "c:\winnt\system32\cddbcontrol.dll"
2.レジストリ設定1
レジストリのキー [HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Sony Corporation\Digital Media Park\ISearch] に、 「enableCDDB」という名前の dword 値のデータがあり、標準では0になっているので、これを1に書き換えます。 この操作によって Media Bar の「CD 情報取得」ボタンを押したとき、接続先に「CDDB2」が選択できるようになります。
3.レジストリ設定2
レジストリの上と同じキーのところに、「CDDBLocalPath」という名前の文字列データがあり、 .xmcd ファイルの保存先フォルダが設定されているので確認してください。 OpenMG Jukebox の「CDNOW の設定」の保存先フォルダを上記のフォルダに変更するか、 または逆に、レジストリの値を編集して OpenMG Jukebox の設定フォルダを指定するかします。 要するに .xmcd ファイルの共有を行うわけです。
4.情報の取得
Media Bar で CDDB から CD 情報取得を行った後、続いて OpenMG Jukebox の「CD 情報」ボタンを押すだけです。Media Bar は、ちゃんと「 -.xmcd」付きで、しかもサブフォルダに分けたりしないで、保存してくれるので、 ファイルの移動やリネームを行わなくて良い分、楽ではないかと思います。